渡邉会長、TPPに懸念 京都中小企業団体中央会の賀詞交歓会
京都府中小企業団体中央会の渡邉隆夫会長は4日の新年賀詞交歓会で民主党政権が推進するTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)参加に懸念を示しました。
約300人の中小企業の代表らを前に渡邉会長は、新年のあいさつを行い、TPPについて、世界の貿易自由化の大きな流れに日本もいや応なく巻き込まれていると指摘。「海外の流れに押された形で自由化に走ることが本当に国益に叶い、中小企業の振興につながるのか、国の将来を見据えたしっかりした戦略に基づく対応が望まれる」と述べました。
同交歓会には日本共産党の井上哲士参院議員、穀田恵二衆院議員(代理)、くらた共子京都市議が来ひんとして出席しました。