京都総評旗びらき 京都総評(岩橋祐治議長)は5日、京都市上京区で新春旗びらきを行い、120人が参加しました。総評結成60周年の2011年を人間らしく働ける職場に変える大きな1年にしようと誓い合いました。
 岩橋議長はあいさつで、09年総選挙で国民は民主党政権に構造改革路線を変えることを期待したが、民主党は新自由主義路線を進め、労働者の暮らしをより悪化させていると指摘。「労働運動を強めなければ、国民生活はよくならないと痛感した。人間らしく働ける職場に変える1年にすべく、当面のいっせい地方選、春闘をたたかって総評結成60周年を迎えよう」と呼びかけました。
 来ひんとして出席した日本共産党の井上哲士参院議員が、同党が2010年大晦日にJALが整理解雇したことへの抗議集会に連帯したことを報告。JALの経営再建には政府が関与しているにも関わらず、整理解雇4要件にあてはまらない解雇を許した政府の責任は重いとのべ、「2011年、日本共産党は労働者のたたかいに連帯し、国民の暮らしと経済を立て直す1年にしたい。いっせい地方選で地域から最賃引き上げや住宅リフォーム助成を実現していくべく勝利したい」と訴えました。