宜野湾市の米基地撤去へ銅板千羽鶴 京都府板金組合が寄贈
京都府板金工業組合(京都市右京区、田原茂理事長)が沖縄県宜野湾市の米軍普天間基地撤去の願いを込めて作製した銅板製千羽鶴が同市で永久展示されることになり、3日、市役所で贈呈式が行われました。
市役所1階ロビーでの式典には、田原理事長ら組合役員8人と安里猛市長が出席。田原理事長は「基地なくせの思いが京都と沖縄で通じ合い、展示されることが一番の喜びです」とあいさつ。安里市長は「全国のみなさんからの平和を願うメッセージを届けていただき勇気がわきます。平和行政に生かして頑張りたい」と語りました。
千羽鶴は昨年12月、沖縄県平和祈念資料館(糸満市)に寄贈されましたが、同館の展示期間終了を受け、宜野湾市が保存を引き受けたものです。