雇用拡大しよう 中央総行動に7000人
内需拡大で深刻な雇用危機を打開しようと、「なくせ貧困!仕事よこせ、守ろう雇用と暮らし!内需主導の景気回復を!2・10中央総行動」(2・10中央総行動実行委員会主催)が東京都内でとりくまれ、全国から7000人が参加しました。
日比谷野外音楽堂で開かれた「国民要求実現2・10中央集会」では、公契約法制定をめざす建設労働者、不当解雇とたたかう日航労働者、保育新システムに反対する女性、就職難打開をめざす学生などが決意表明しました。
連帯のあいさつに立った日本共産党の穀田恵二国会対策委員長は、「今日のとりくみが政治を動かす力です。力を合わせてがんばりましょう」と参加者を激励しました。
参加者はパレードに出発し、「消費税増税反対!」「日本航空は不当解雇を撤回せよ!」「TTP参加反対!」などと訴えてアピールしました。
仲間と一緒に参加した京都市職労の女性組合員(25)は、「初めての参加でしたが、人がいっぱいいて驚きました。働く青年の実態を聞いて、何とかしないといけないと思いました」と話しました。(山手四郎)