就職難を蹴り飛ばせ! 青年大集会に向けて
明治公園で10月23日に行われる全国青年大集会2011の成功をめざして、10日に弁護士会館(東京都千代田区)で「雇用拡大と派遣法抜本改正で、就職難を蹴り飛ばせ!全国青年大集会2011キックオフ集会」が開かれました。京都自治労連の青年など、全国から約60人が参加しました。
各分野の青年が次々と発言し、「270円均一の居酒屋に昨年4月から正社員で入社したが、家に帰って眠るのは翌朝の7時。体調を崩して今年1月に退職した」(都内のブラック企業で働いていた青年)、「お米農家の時給は179円。朝から晩まで働いても2000円にもならない」(山形県で農業を営む青年)などの実態が報告されました。
あいさつした全労連青年部の松山友幸部長は、「2010年の青年大集会は5200人が集まり、全国から注目される集会になった。今日をスタートにして、地域の青年の声を聞く運動をはじめよう」と話しました。
青年大集会に向けて、(1)青年の実態をつかもう、(2)人間らしく働けるための政策要求集をつくろう、(3)中央としてプレ企画を行い、各地でも草の根から運動をつくろう―などの行動提起が行われました。(山手四郎)