映画「こどもの時間」自主上映 新婦人岩倉北班
新婦人左京支部岩倉北斑は26日、左京区内でドキュメンタリー「こどもの時間」(2001年、監督:野中真理子)を上映しました。班内の小組や親子クラブ会員のつながり、図書館、パンやさん・保育園・児童館などでちらしをみて、大人42人、子ども47人(うち、会員外25人)の参加がありました。
ちらしには、監督さんの言葉で 「『汚さないで』『やめてちょうだい』『早くして』とうるさい自分の口にチャックをするために、おとなとは違う“こどもの時間”を生きている、彼らの思いを見逃さない母親になるために、この映画をつくりました」とあります。
映画は、桶川市にある「いなほ保育園」の日常を、何年にもわたって追った内容で、出てくる子どもたちが本当に、自然の中で生き生きしています。給食のサンマやふろふき大根も、手づかみで食べます。園で飼っているたくさんの動物たちの餌も、子どもたちがつくります。近くの川で、文字通り「どろんこ」になって遊んでいます。こんな映画を、たくさんの人と一緒に共有できて、良かったなあと思います。
映画終了後は、感想を語るミニおしゃべり会も呼びかけ、8人が残ってくれました。「こんな映画のように子どもを育てたい、と頭では思ってるんだけど、なかなか難しいんだよね」「でも、何かちょっとずつでも、ね」「○○のシーン、よかったね」などなど感想を出し合いました。
今回の上映は、京都市の「環境にやさしいライフスタイル転換活動助成事業」の助成金を獲得出来たため、参加費無料。受付にはスマイル署名(子どもの医療費署名)も用意。会員手作りの「ケーキとお茶カフェ」や「子ども用品のミニバザー」も、先輩会員さんの協力も得て準備しました。子育てママたちによる初めてのビッグな取り組みでした。(浦さち子)