国際女性デー京都集会 核兵器も基地もない日本を目指して女性の連帯と共同を広げようと国際女性デーの京都集会(同実行委員会主催)が8日、京都市左京区内で開かれ、40人以上が集まりました。
 久米弘子弁護士が主催者を代表してあいさつ。国際女性デーが今年で101年目になるとのべ、「女性であることで社会的に弱いといわれるが、暴力に対し連帯して立ち向かえる。女性の力で平和な社会をつくっていこう」と呼びかけました。
 朗読サークル「ことのは」が、戦没画学生の遺作について書かれた『傷ついた画布(カンバス)の物語』(窪島誠一郎著)を朗読しました。
 また、京都総評女性部の堀信子氏が従軍慰安婦裁判の中国人原告・故侯巧蓮さん(99年没)の経験をまとめた紙芝居を披露しました。
 集会では、ハーグの会の日本軍「慰安婦」問題の早期解決を求めた府議会への請願の取り組みや、京都母親連絡会の母親大会に向けた取り組みなどが交流されました。