“募金箱はミルク缶”　京都市左京区の子育て世代

　イラク開戦からはじまった子育て仲間による東日本大震災支援カンパ行動が20日、左京区の百万遍で取り組まれ、20397円が寄せられました。
　毎年３月20日に子育て世代が平和を発信する場として続けてきた平和行動とコンサートは今年で８回目。主催は保育園関係者、新婦人、退職教員左京支部、左京少年少女センターなどで作る「イラク戦争反対！戦争する基地は要りません！子どもまん中まちづくり〈ピースパレード＆ピースコンサートPART8〉」実行委員会です。
　「ミルク、紙おむつ、妊娠中の皆さんに暖かいスープが届くように」と子育て経験者などの取り組みにふさわしく、ミルク缶のカンパ入れで訴えました。「被災者の皆さんに希望を持って欲しい」と参加者からスピーチも行い、コンサート出演者らも「ともだち」「大きな歌」などを演奏。道行く人たちの注目を集めました。
　日本共産党のみつなが敦彦府議、加藤あい、富樫ゆたか、ひぐち英明の各京都市議も参加しました。
　恒例のコンサートは同区の朱い実保育園で行われました。（浦さち子）