「被災地の障害者に支援を」 京都の障害者が募金
「大地震、大津波の被災者、被災地、くじけないで!」と京都の障害者らが3日、四条河原町で救援募金を呼びかけました。「障害者自立支援法に異議あり!応益負担に反対する実行委員会」、「障害者自立支援法の基本合意の完全実施をめざす京都の会」のメンバーら60人が参加しました。
車いすに乗った障害者らはマイクをにぎり「被災地の障害者にも支援が必要です。ご協力ください」などと呼びかけました。募金に応じた中塚紘一郎さん(24)は「私も障害があり、皆さんの気持ちがよく分かります。微力ですが、今できるのは募金ぐらいです」と話していました。
◇
きょうされん京都支部は4日、仙台市に設置されているきょうされんの現地本部へ4人が救援活動に向かいます。被災地で障害者の作業所や施設、自宅などの救援活動や安否確認などを行う予定です。粟津浩一支部長は「被災地の作業所職員や介護職員らは24時間体制で働いており肉体的にも精神的にも限界だと思う。障害者をサポートできる人材が必要。支援していきたい」と話しています。