京都市灰溶融施設稼働中止を 住民ら申し入れ
試運転中に高濃度のダイオキシン類検出や耐火れんがの亀裂が発生し、稼動を延期している京都市伏見区の市焼却灰溶融施設を、市が5月18日に試運転再開、8月に本格稼動するとしていることに対し、住民団体は19日、「経過報告や情報公開とともに、危険な施設稼動中止を求める」申し入れ書を門川市長あてに提出しました。
同施設の設置・稼動に反対する「醍醐の自然を守る会」(久保絹子代表)が提出。「東日本大震災以降、同施設の耐震対策や安全面に、住民の不安は強まっている」と指摘し、市に稼働中止を求めています。
申し入れには、日本共産党の西野佐知子議員が同席しました。