京建労定期大会 全京都建築労働組合は21、22の両日、亀岡市のガレリアかめおかで第59回定期大会を開き、震災救援や住宅リフォーム助成制度の創設、組織拡大などを掲げた2011年度運動方針を採択しました。新役員を選出し、新執行委員長に吉岡徹氏が選出されました。
 運動方針として、東日本大震災の復興支援に全力を上げることや、○被災地にさらなる苦難を押し付ける、TPPへの参加や消費税増税反対○憲法9条と25条を守る○住宅リフォーム助成制度の創設、耐震改修助成制度の拡充、公契約条例の制定○組織拡大へ全力をあげる○すべてのアスベスト被害者の救済と完全補償を―などを掲げ、採択しました。
 また、6月3日に提訴するアスベスト訴訟勝利へ向けた特別決議と、震災復興支援に全力で取り組み京都市長選勝利などで仕事・暮らしの危機をはねかえすことを掲げた特別決議を採択しました。
 開会あいさつで田辺正男委員長は、震災の復興支援へ全力をあげることを強調し、「仕事と暮らしが厳しい中、震災の影響で業者にも不安が広がっている。今こそ住宅リフォーム助成制度の創設が必要。幅広い団体と共同して、運動が広がり、実現への展望が見えてきた。京都市長選に勝利し、業者の要求を実現しよう」と訴えました。
 日本共産党の穀田恵二衆院議員が来ひんとしてあいさつしました。
 大会で選出された役員は次の通りです。
 ○委員長=吉岡徹(新)○副委員長=北村喜義、奥田浩司、吉田兼三(以上再)、西山恒夫(新)○書記長=池田和弘○書記次長=酒井仁巳、大久保寿行、松原秀樹(以上再)、野嶋政和、中村春美(以上新)。