普天間基地移転の日米合意撤回せよ 京都市内で集い
米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)の辺野古(同名護市)移設を決めた日米合意(2010年5月28日)から1年になる28日、日米合意撤回を求める集いが京都市中京区で開かれました。 集いでは6月12日に円山公園野外音楽堂(京都市東山区)で開催される「危険な普天間基地の即時閉鎖・返還を!沖縄に連帯する6・12京都集会」(実行委員会主催)への参加が呼びかけられました。
集いは6・12集会実行委員会が主催したもの。同実行委の大谷心基共同代表は、「沖縄の人たちの苦しみ、痛みを共有し、沖縄の問題に対する関心が消えることなく声を上げ続ける活動をみなさんとしていきたい」と訴えました。
辺野古での人々の闘いを記録した映画「またまた辺野古になるまで」(藤本幸久監督)が上映され、藤本監督が映画製作の経緯や辺野古での人々の基地反対運動などについて語りました。藤本氏は「この問題がなぜ決着しないのか考えてほしいと製作した。沖縄の人たちの思いは一貫して辺野古の新基地建設反対であり、15年間運動を続け基地を作らせていない」と述べました。
集い終了後、四条河原町周辺をパレードし、「日米合意撤回、沖縄も全国もどこにも基地はいらない」とアピールしました。