地震多発国で原発設置の危険性 八幡市で学習会
八幡市の平和行進実行委員会は4日、男山公民館で元府立高校教師で、京都大学で原子物理学を専攻された市川章人さんを招いて、「福島原発で何が起きているのか」と題する学習会を開き、約70人が参加しました。23日に同市内で行われる平和行進のプレ企画として開催されました。
市川さんは、ガイガーカウンター(放射線測定器)を使って、会場の放射線量を測定するなど、核分裂や放射線の基礎知識をわかりやすく解説しながら、原子力発電の仕組みと問題点、地震多発国である日本に54基もの原発を設置する危険性などについて講演。
参加者から、原子力の平和利用について、原発停止後の廃炉の方法、原発に替わる自然エネルギーの拡大など、たくさんの質問が出され、市川さんがていねいに答えました。(Y)