福知山地労協 福知山地労協(奥井正美議長)は15日、福知山市内で原発問題学習会を開き、75人が参加しました。参加者の半数は女性でした。福知山から30数キロ先の福井県若狭地方には、関西電力(株)11基、日本原子力発電(株)2基、日本原子力研究開発機構2基(ふげんは廃炉中)、合計15基の原発があることから、関心の高さを表していました。
 労働組合が主催するのであれば運動から学んでいこうと、関西電力の思想差別と30年間闘ってこられた争議団が、勝利和解し「電力労働運動近畿センター」と名称を変えて、近畿一円学習会などで活躍している同「センター」から坂東通信さんを講師に迎えました。阪東氏は、「原発安全神話」「福島事故の本質」「お金に物をいわした電力推進」「民間企業でありながら国策の電力推進=国営企業である」など関西電力の体質を中心に語りました。
 次回は、「放射能と環境問題を中心においた」学習会を計画する予定です。