国民平和大行進 国民平和大行進京都実行委員会は23日、夏空と思えるような日差しのもと、向日市、長岡京市、大山崎町の乙訓地域と八幡市を行進、400人が参加し、全ての自治体から歓迎のメッセージが寄せられました。
 行進では、核兵器廃絶とともに、原発ノー、エネルギー政策の転換を住民に訴えました。八幡市行進では生協の若者がふんする殿様も登場し注目を集めました。また、ラップ調の訴えには下校中の高校生から大きな声援をうけました。
 また、22日には、同実行委員会として被爆者、中央・京都の通し行進者を中心に京都府と京都市に対し、要請行動をおこないました。
 京都府では、昨年に亀岡市が非核宣言をしたことにより、未宣言の自治体が京都府を含めて3自治体となったことを重く受けとめ、非核京都府宣言を行うこと、子どもたちへの平和教育を重視すること、原発事故に対する防災対策の抜本的な強化などを強く要望しました。
 京都市では、平和市長会議への加盟、非核宣言にもとづき、積極的な非核・平和のとりくみを進めること、原発事故に対する防災対策を抜本的に強化することなどを求めました。(小杉功)