京都府学連 府議会に学費軽減・就活ルールづくりを陳情
京都府学連と京滋私大教連は23、28の両日、京都府議会議長宛てに国への意見書提出を求める「学費の負担軽減、奨学金制度拡充を求める陳情書」「学生の雇用確保と就職活動のルールづくり、経済的負担の軽減を求める陳情書」を提出し、陳情書への賛同を求め4会派(自民、民主、公明、共産)に要請しました。
要請では、学生から聞き取り調査した学費問題や就職活動の実態を報告。「高学費に苦しみ、奨学金返済を不安に感じている」「就職活動での交通費が月10万円にも達した」などの実態を議員に伝えました。
民主党、公明党は府議団事務所にて議員が対応し、共産党は府議団全員が対応しました。「陳情項目には全面的に賛成」(民主党)、「みなさんが要請された内容は府議団としても取り組んでいく」(共産)と前向きな回答が得られ、共産党の馬場紘平議員が30日の一般質問で学費・就活問題を取り上げることになりました。(Y)