市長選挙中京学習・交流集会 来年2月予定の京都市長選に出馬表明した弁護士の中村和雄さん(56)を講師に招いた「市長選挙中京学習・交流集会」(民主市政の会中京連絡会主催)が19日、中京区内で開かれ、113人が参加しました。
 中村さんが「京都市をめぐる現状と改革の方向」と題して講演し、現市政について、非正規雇用の拡大や国保料連続の値上げを挙げて「暮らしを支える政策をやってこなかった」と厳しく批判し、「京都市政を刷新するために立候補を決意した」と述べました。
 新しい市政の目標として、脱原発とともに「循環、ボトム・アップ(底上げ)、参加」の3つを挙げ、「公契約条例の制定で、地元業者への発注、下請け業者のピンハネ防止や労賃の確保を図り、市民所得の底上げをしていきたい」と強調。市民参加促進のための区民協議会設置を訴えました。
 参加者が、市政に対する要求や運動の状況を報告し、「この間の市長選挙で、小中学校全校へのクーラー設置などを勝ち取ってきた。中村さんと今度は勝利して、さらに要求実現を図っていきたい」(市教組)などと発言しました。