原発ゼロをめざす城陽の会 福井県若狭湾の原発群の廃止と再生可能エネルギー推進へ地域から運動をおこそうと、「原発ゼロをめざす城陽の会」が25日、結成されました。城陽市内で開かれた結成総会には市民ら124人が参加しました。
 同会は広範な団体・個人に運動の参加を呼びかけ、同市民の過半数の署名を目標に取り組むことを確認。代表に竹本修三京都大学名誉教授(元地震予知連絡会委員)、事務局長に開沼淳一氏を選出しました。
 竹本氏は、福井県の原発が活断層の真上、周辺にあると地震による事故の危険性を指摘。「城陽市は福井の原発から80キロ圏内にすっぽり入っている。市内に住む孫たちの世代のためにも、一刻も早くなくしていきましょう」と呼びかけました。
 府立高校非常勤講師の市川章人氏が「1からわかる原発問題」と題して記念講演。食物の放射能汚染について、「被ばくの拡散を防ぐために放射性濃度を規制値以下でも公表し、消費者が判断できるようにすべき。その上で生産者の経済的損失は東電が賠償すべき。原発ゼロの運動とともに放射能汚染を食い止める運動もしてほしい」と訴えました。
 結成総会には日本共産党の熊崎雅章、飯田薫、若山憲子の3市議が参加しました。
 同会の連絡先は、TEL0774・53・6479(開沼)。