友人・竹久夢二が描いた絵初公開 9月1日から山宣資料展
戦前、山宣(やません)の愛称で知られた労農党の代議士で、右翼に暗殺された山本宣治の展覧会「民衆とともに歩んだ山本宣治資料展」が9月1日から、宇治市生涯学習センターで始まります。6日まで、宇治山宣会が主催。
山宣の義妹「せい」を描いた、友人・竹久夢二の絵が初公開されるほか、デスマスクやデススケッチ、著作の「山我女史家族制限法批判」「人生生物学入門 性教育私見」などが紹介されています。また山宣の葬儀の模様を検束覚悟で隠し撮りされたドキュメンタリー映像「山宣告別式」(3分)「山宣渡政労農葬」(16分)も上映されます。
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宇治市生涯学習センター1階ロビー。午前9時から午後9時(土、日曜は午後6時、月曜は午後5時、最終日は正午まで)。無料。連絡先は、TEL0774・48・2472(薮田)。