京都総評結成60周年 復興・エネルギー転換へ決意
今年結成60周年を迎えた京都総評(岩橋祐治議長)は3日、京都市内のホテルで記念祝賀会を開き、関係者や民主団体、経済団体、行政、政党、弁護士ら250人が集まりました。
あいさつした岩橋議長は、この10年間のアメリカ同時多発テロやイラク戦争、リーマンショックを契機にした金融・経済危機、構造改革・規制緩和路線の政治などを振り返り、「大変困難なもとで粘り強くたたかい、憲法改悪を阻止した。構造改革・規制緩和を推し進めた自公政権を退場させる歴史的審判を下すたたかいに大きな役割を果たした」と強調しました。
また、「東日本大震災の復興、原発をなくし自然エネルギーに転換するたたかいに全力で奮闘する。結成70周年には、人間らしく働くことができる職場、人間らしく生きることができる社会、国民生活最優先の政治と経済を実現したい」と述べました。
日本共産党から穀田恵二衆院議員、井上哲士参院議員、渡辺和俊府委員長、宮下雅之府副委員長、前窪義由紀府議団長、光永敦彦府議団幹事長、山中渡京都市議団長、倉林明子同市議団幹事長らが参加。
井上議員が「私も国会議員になってから10年で、ともに非正規雇用、低賃金などの問題をたたかい、自公政権の退場を実現できました。民主党政権は2年で公約を投げ捨て、国民を裏切っています。今後も京都総評が府民の暮らしを守るたたかいの先頭に立つことに期待し、日本共産党も一緒にたたかいたい」と述べました。
田中準一府商工労働観光部長、西出義幸京都市文化市民局長、全労連の小田川義和事務局長、全労協の金澤壽議長、新社会党府本部の池内光宏委員長、自由法曹団京都支部の佐藤克昭幹事長・弁護士らが来ひんあいさつしました。