地域母親大会が3、4日の両日、8地域(丹後町、乙訓、八幡市、亀岡市、与謝、東山区、南丹船井、西京区)で開かれました。
 4日、与謝地方母親大会が野田川町の同ワークパルで「手をつなごう いのちを生み出し いのちを育てるわたしたち」とのテーマで開かれ、90人が集いました。
 被災地で亡くなられた方たちに黙とうをささげた後、日本科学者会議の深尾正之京都支部会員が「東日本震災と将来のエネルギーについて~福島原発から考える~」と題して講演しました。会場からは食べ物への放射能汚染の被害状況や収束の見込みなどたくさんの質問が出されました。
 各地域で取り組んでいる原発学習会や安全な食の運動、平和や子どもの文化などの活動報告や今後の計画などを交流し、大会アピールと特別決議を採択しました。
 参加者からは「原発の危険性が科学的に分かり、よくもまあだまされ続けてきたものだとあきれました。声を大にして脱原発を訴えたい」(40代)などの感想が寄せられました。
 宮津市長、与謝野町長、与謝地労協からのメッセージが紹介されました。(H)