京都市防災会議 関電の全額出資会社「所長」の意見だった
若狭湾原発群事故への対応について“福島事故のような複合災害のリスクはかなり少ない”などとする京都市防災対策総点検委員会の「中間報告」(本紙11日付既報)は、関西電力の全額出資会社の所長(同市防災会議特別委員)の意見に基づくものであることが、市防災会議専門委員会の議事録で分かりました。
また、“琵琶湖の放射性物質は大量の湖水で薄まる”とは別の特別委員の意見であることが判明。この委員が所属するNPO法人は提言で「放射線の年間線量は0.1~30ミリシーベルトは健康に良いと言われている」などとしています。(詳しくは「週刊しんぶん京都民報」2011年9月25日付)