稲刈り体験に400人 新婦人、農民連が交流
新日本婦人の会京都府本部と農民連京都産直センターは23日、京丹波町で稲刈り体験や青空市などが楽しめる「稲刈り収穫祭」を行いました。子ども連れの母親や東日本大震災の被災者など400人が参加しました。
秋晴れのもと21回目を迎えた今年の収穫祭では、訪れた人たが産直の野菜やお米を購入したり、手打ちうどんやバター作りの体験会など多彩な催しを楽しんでいました。福島県郡山市から7月末に京都市に避難してきた小林憂美子さん(39)は「郡山ではプールにも入れないし、『1時間以上は遊ばないで下さい』という張り紙がある公園もあります。今日は外遊びしたり、普通の夏の過ごしかたができました。子どもが楽しく遊べたので来てよかったです」と語りました。
稲刈り体験では子ども達が鎌を手に次々と稲を収穫していきました。去年も稲刈りに参加した中村彩花さん(8)は「去年よりうまくできて楽しかった。来年もまたやりたいです」と話していました。