TPP反対宣伝 労働組合や農民連などでつくる「農林業と食料・健康を守る京都連絡会」(京都食健連)は20日、四条河原町のマルイ前でTPP交渉参加反対を訴える緊急宣伝と署名行動に取り組みました。
 京都総評の岩橋祐治議長は、野田政権が11月にハワイで行われるAPECに向けてTPP交渉参加の動きを強めていると指摘。TPP参加により、農林漁業が壊滅的な被害を受けるだけでなく、外国からの安い労働力の流入による労働破壊、国民皆保険の崩壊などが進む問題点をあげ、「TPPの危険な中身を知って、野田首相に拙速なTPP参加交渉するなの声をあげよう」と訴えました。
 宣伝を見ていたた男性(43)は「TPPについてよく分かっていないので勉強したい」と話しました。
 TPP交渉参加反対の宣伝行動は、27日と11月10日も午後5時半から、マルイ前で行われます。