「まともな仕事と人間らしい生活を」全国青年大集会 京都から140人
「まともな仕事と人間らしい生活を」─ニューヨークのウォール街から始まった貧困と格差の是正を求める世界の流れに連帯して23日、東京・明治公園で全国青年大集会2011(実行委員会主催)が開かれ、約4800人が参加。京都からは140人がかけつけ、「青年が動けば政治が動く。京都市から政治を変えていきたい」などとアピールしました。
「人間らしい暮らしと雇用」の実現を求めて取り組まれた青年大集会は今回で7回目。ウォール街の行動に連帯する集会としては日本で最大規模のものになりました。海外代表も初めて参加しました。
各界からの連帯のあいさつで、日本共産党の志位和夫委員長は「99%の国民が連帯し、その力で政治を変え、未来を開きましょう」と呼びかけました。
青年の実態の告発とたたかいの交流がされました。雇い止めとたたかい、雇用継続を勝ち取ったソニー労働組合仙台支部の青年が報告。京都の参加者は「(震災を理由にした解雇は)許されないぞ。頑張れ」と声援を送りました。
各地域のリレートークがおこなわれ、京都の参加者は組合旗や「労働者派遣法抜本改正と公契約条例の実現のため 勝つぞ!2012年京都市長選!」と書かれた横断幕を掲げて登壇。
京都総評青年部長の勝間陽子さん=保育士=がマイクを握り、京都市長選挙で、「原発ゼロ」「人間らしい暮らしを」と主張する中村市長を誕生させ、京都市から政治を変えていきたい、と訴えました。
集会は、「被災地と心をひとつに、力をあわせ職場も、政治や社会もかえていきましょう」とするアピールを採択しました。
集会後にアピールウォークがおこなわれ、京都の参加者は、「青年をモノ扱いしたらあきません」「非正規切りはやめてんか」「原発ゼロ社会をつくろう」などと訴えました。