幻の大仏鉄道を訪ねて 新日本スポーツ連盟京都ハイクファミリーは23日、例会「幻の大仏鉄道を訪ねて」を行い40人が参加しました。
 大仏鉄道とは明治31年に開通した加茂駅から奈良大仏駅間の約10キロメートルの鉄道ですが、わずか9年余りで廃業となった路線で、線路跡は残っていませんが、農水路をまたぐ橋台やトンネル等100年前の遺構が残っています。
 JR加茂駅を10時に出発し、ランプ小屋へ。明治30年完成のレンガ造りの建物が残されています。線路を渡りしばらく歩くとC57機関車が展示されています。その前で記念写真を撮り、里山風景を眺めながら山道に入り観音寺橋台へ。レンガ造りの橋脚が当時をしのばせます。枕木とレールを棚にした道を進み鹿背山不動尊で小休止。梶ヶ谷隧道、続く赤橋は里山にしっかりとけ込んでいます。
 大通りに出てきっず光科学館で昼食休憩。昼食後65歳以上は入館料が無料なのでみんなで見学しました。
 次の鹿川トンネルは農業用水路として現在も使われています。その後黒髪山トンネル跡を経て、終点の大仏記念公園に3時30分に到着解散しました。(栄)