TPP交渉参加反対 野田佳彦首相がTPP交渉参加を表明しようとするなか、日本共産党京都府委員会(渡辺和俊委員長)は8日、京都市中京区の烏丸三条で交渉参加反対の宣伝を行いました。同日、両国国技館(東京都)で開かれるTPP参加反対の国民集会に呼応して取り組んだもの。
 渡辺委員長は、全国の農協や自治体、国会議員など幅広い層に拙速なTPP交渉参加反対の声が広がっていることを紹介。また、食糧自給率の低下や農林漁業が基幹産業の被災地の復興と相容れないなどTPPの問題点を指摘し、「大震災以来、『一部の利益のため国民を犠牲にする社会でいいのか』と多くの人が考え始めています。暮らし経済を土台から破壊するTPPに反対を」と訴えました。
 宣伝に参加した日本共産党の西村善美京都市議は「京都にも大きな影響を与えるTPPに断固反対」と強調しました。