乙訓革新懇 乙訓革新懇は17日、府南部で総会を開き55人が参加しました。1部で「京都市政を刷新する会」の池田豊事務局長が講演。門川市長が議会では「原発の再稼働は国の判断」としながら、記者会見では「中村氏と同じ方向」と本音を隠したウソの発言をきびしく批判。「刷新する会」は脱原発、公契約条例の制定、景気回復や雇用の問題など政策を正面に選挙をたたかうこと、各分野でもこれまでにない広い共同が広がっていることを強調しました。討論では大阪のダブル選挙から教訓を引き出し、政治や社会にひろがっている閉塞感をうちやぶれるたたかいを、など意見や要望が出されました。
 2部では望田幸男代表が開会あいさつ。梅林照夫事務局長が運動方針を提案。討論では、平田武義弁護士から国会議員の比例定数削減の危険な動き、憲法前文にある「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し…」にてらしても、比例代表選挙こそもっともふさわしい選挙制度であることが強調されました。「乙訓自然を守る会」代表の宮崎俊一氏は西山の生物調査を7年間続けていること、建設中の第二外環状道路の植栽に国交省から地元の木を使う約束をさせたこと、環境問題にもっと関心をもとうと呼びかけました。
 また、11月に2週間、南相馬市にボランティアで支援に行ってきた活動、新婦人向日支部の乳幼児の医療費無料を求める請願運動の経験、日本共産党の都出地区委員長からは原発ゼロをめざす運動や消費税増税、TPPに反対する運動でかつての60年安保のような大闘争に発展させるため力を尽くすことが発言されました。
 活動方針では、原発ゼロをめざし、草の根の運動として「原発ミニ勉強会」を町内や職場、団体などで無数に開くこと。このために「原発とくらしQ&A ご一緒に考えてみませんか」パンフを作成すること、200人以上の革新懇をつくり、中学校区や職場、青年革新懇の立ち上げにとりくむこと、春には「乙訓革新懇まつり」を成功させ、新しい政治の実現にむかって幅の広い革新懇運動の発展に全力をあげることを確認。著述家の徳本茂孝代表世話人が閉会あいさつをのべました。(U)