新しい京都を中村さんとつくろう 京都市長選に向けて「中村和雄を京都市長にする弁護士FORの会」(尾藤廣喜会長)は17日、京都市下京区の四条河原町交差点付近で宣伝し、「新しい京都を中村さんとつくろう」と呼びかけました。
 中村和雄氏は、京都市から脱原発宣言して日本と世界に発信すると表明。ほかの脱原発宣言自治体と協力し、電力会社に脱原発を迫っていくと訴えました。
 福山和人弁護士は、京都市の非正規雇用の割合が政令市中最も高いと指摘。生活できる収入にするため、中村氏が公契約条例で最低賃金が時給1000円の仕事をつくるとのべ、「大阪市もみんなの投票で市政を変えた。京都市もみんなで変えよう」と呼びかけました。
 中島晃弁護士は現市長について、梅小路公園の水族館建設について企業側に料金を安くして市民の公園を提供したことや、岡崎地域の京都会館の建て替えについて市民の声を踏まえず企業と提携したことを報告。「市民の声を聞かずに勝手に市民の財産を企業に売る市長でいいのか。市民とともに歩む中村さんを市長にしよう」と訴えました。
 中村氏を推す市政刷新の会代表の出口治男弁護士は、野田首相が福島第1原発事故が収束したと宣言したことについて、福島県民をふみつけるものと批判。「二度と事故を起こさないよう、『脱原発』することしか真の収束はない。中村市長実現で京都から脱原発を広めよう」と訴えました。