ピースクリスマス 京都高校生平和ゼミナールは24日、「Peace9’mas(ピースクリスマス)」を京都市左京区の教育文化センターで行い、11人が参加しました。
 「Peace9’mas」は、戦争も核もない平和な世界がいい、憲法9条を変えてほしくない、という高校生たちの思いから出発して、クリスマスという日に、少しでも多くの人に、自分の大切な人と一緒に平和ついても考えてもらえたらと、2005年から毎年行ってきました。去年は活動に参加するメンバーが減る中で、行えませんでしたが、大震災や原発事故が起きた今年、やっぱりもう1度復活させたいと、夏の原水爆禁止世界大会に参加したメンバーを中心に、準備を進めてきました。
 1部では、フリージャーナリストの西谷文和さんのDVD「戦争あかん~イラク、放射能を浴びる子どもたち~」を見て、戦争や核兵器、原発事故で苦しんでいる福島の子どもたちについて、みんなで考えました。
 2部では、三条大橋の河川敷でキャンドルアピールを行いました。キャンドルアピールに使った紙コップの1つひとつに、この日のためにメンバーが学校の友達や街頭でお願いをして集めた、平和へのメッセージ書かれています。
橋の上からは、たくさんの方がピースキャンドルを観て、写真を撮ったり、「高校生たちがやってるの。すごいね。がんばってね」と声をかけてくれました。
 最後に「みんなで、戦争も核兵器も暴力もない平和な世界をつくっていきたいと思うし、震災の復興も願って、これからもみんなで手をつないでいきましょう」と呼びかけました。(S)