こくた、吉田氏が総選挙勝利訴え 京都4区演説会
総選挙での日本共産党の躍進を目指して日本共産党京都府委員会は21日、京都市右京区の西京極小学校で4区演説会を開き、400人の参加者を前に吉田幸一衆院京都4区候補とこくた恵二衆院議員(衆院比例代表近畿ブロック・京都1区予定候補)が訴えました。
こくた議員は、民主党の前原誠司衆院議員が政調会長として政府の消費税増税法案を取りまとめ、「社会保障はムダの宝庫」(2月9日、衆院予算委員会)と発言したことを批判し、「消費税増税をめぐる自公民の思惑は増税で一致している。怒りを持ってここを見抜いてほしい」と訴えました。そして同党の「提言」で増税せずに社会保障を充実させる道があるとして、軍事費を含む無駄を削り、富裕層への課税をするなどの内容を紹介。「国民の苦難を軽減することを誇りに活動して来ました。青年の苦しみに心を寄せるパイオニア、革新の伝統を引き継ぎ、21世紀を見通した代表として吉田候補を押し上げてほしい」と力を込めました。
吉田候補は被災地支援や関電への申し入れなどの活動を述べ、原発から自然エネルギーへの転換を呼びかけるとともに、京丹波町へのがれき処理での焼却灰持ち込みについて住民合意での処理を求める運動の先頭に立つ決意を表明しました。また、消費税増税に反対する活動では、京丹波町や亀岡市などで住民から、「年金暮らしだが医療費がかさんで大変。増税なんてとんでもない。がんばって」「消費税を支払うために年金や貯蓄を崩している。これ以上の増税には耐えられない」と切実な声が寄せられていると述べ、「原発でも消費税増税にもしっかりものを言えるのは企業や団体から一切献金を受け取っていない共産党だけ。この4区から皆さんの声を届けるために何としても押し上げて頂きたい」と訴えました。