比例・清水、6区かみじょう両候補訴え 宇治市大久保
総選挙勝利にむけて日本共産党のかみじょう亮一京都6区予定候補は26日、清水ただし比例近畿ブロック予定候補とともに宇治、城陽、京田辺、八幡の各市と久御山町をまわり、街頭から「日本共産党への支持を」と訴えました。
宇治市の近鉄大久保駅前でかみじょう氏は、放射線物理学を学んできた大学院生として、「政治を変えて原発をなくしたい」と出馬した決意を表明。「関西電力は電力の5割を原発に頼っていると述べているが、今は1基も動いていないのに停電など起きていない。節電で乗り切ることができる。『原発事故はもうごめん』『放射能におびえる生活はごめん』というみなさんの声に応えて、再生可能エネルギー社会へ転換したい」と訴えました。
また、「26歳の私と同世代の2人に1人が非正規労働者。正社員でも長時間過密労働で離職する若者が後を絶たない」と指摘。数十社とまわる就職活動のすえに就いた職場で長時間過密労働を強いられ、使い捨てにされた青年の実態を紹介し、「ワーキングプアをなくし、正社員が当たり前の社会にしたい」と強調しました。
清水氏は、民主党政権が消費税10%増税することについて、「大義もなければ同義もない」と指摘。八ッ場ダム建設を復活させるなど大型公共工事のムダをつづけ、1機100億円する戦闘機を42機購入し、日本共産党以外が受け取る政党助成金を温存するなど指摘し、「削れるムダはたくさんある。さらに年金支給額の引き下げなど、福祉の切捨てとセットで増税される」と批判しました。
また、大阪橋本市長の「維新の会」について、政策で消費税増税、TPP推進、日米軍事同盟強化、憲法9条改悪を掲げていると指摘。「戦前の山本宣治さんなど、日本共産党の先輩のたたかいで二度と戦争はしないという憲法9条は生まれた。憲法を守り、国民の暮らしを守るため、小選挙区でかみじょう亮一さん、比例代表近畿で4議席確保へ、大きなご支援を」と訴えました。