大宮9条の会学習会 京都北区西賀茂・大宮「憲法9条を守る『学習と交流のつどい』が4月28日、30人の参加で行われました。
 呼びかけ人を代表してあいさつした近藤三郎氏(元京都府職員労働組合委員長)は、「いま、憲法改悪の動きが顕著になっているが、戦前の憲法の中身を知らない人も多くなっている中で、憲法の学習が今、特に大事だ」と強調しました。
 続いて、新井進氏(元日本共産党府議団長)が「『橋下・維新の会』は、何をめざしているのか。『橋下語録』と『維新八策』からみる」と題して講演。新井氏は、「維新八策」は財界・アメリカ言いなり政治への処方箋であり、極端な新自由主義の推進者だと指摘し、1つひとつ具体例をあげて解明しました。また、大阪市では福祉・教育・文化・市バスを切り捨て、果ては原発再稼働反対を装いながら、本当は賛成であり、その正体がだんだんとみんなにわかり始めている、と述べました。さらに、憲法9条の改悪をかかげて国政に乗り出そうと画策しており、妥協なくたたかっていこう、と訴えました。
 「つどい」では、最後に「いまこそ、日本国憲法を守る運動をつよめよう」というアピールをだし、国民運動を呼びかけました。(若宮修)