ボランティア報告会 日本共産党のかみじょう亮一衆院京都6区予定候補は2日、宇治市産業会館で4月に福島県南相馬市での同党のボランティア活動に参加した報告会を行いました。同党6区本部の主催で、府南部の住民約50人が参加しました。
 かみじょう氏は4月16日から2日間、南相馬市小高区に入りました。同市南部に位置する小高区は福島第1原発から20キロ圏内にあり、政府から「警戒区域」として立ち入り禁止となっていました。「警戒区域」は同月16日から解除され、福島第1原発より10キロまで立ち入り可能となっています。
 かみじょう氏は、小高区の様子について「津波に流された車はガードレールに突っ込んだまま。田んぼや畑に雑草は伸び放題となっている」と写真を交えて報告。また同区住民が移り住んでいる仮設住宅を訪問したことを紹介し、「市内から人口の半数の方が避難したが、まだ残って生活している人もいる。また京都から持っていった水や野菜が非常に喜ばれた。継続した支援が必要」と訴えました。
 また、4月22日に福井県小浜市で開かれた原発再稼働に反対する集会に参加したことを報告。「原発立地地域でも『再稼働は反対』と言う方はいる。市民といっしょに声を上げて原発をなくしたい。また原発を廃炉にするうえでも、立地自治体の住民や廃炉作業で被ばくする労働者がいることも考えながら運動を広げたい」と決意を語りました。