福知山市長選に杉本氏擁立 民主市政の会が発表
任期満了に伴い6月3日告示、10日投票で行われる福知山市長選挙について、労組、民主団体、日本共産党などでつくる「市民が主人公の民主市政の会」は15日、市役所で記者会見を行い、同会の杉本玄太郎氏(58)=日本共産党中丹地区委員長=を擁立すると発表しました。市長選には現職の松山正治氏(74)、市議会議員の荒川浩司氏(50)、会社社長の衣川元嗣氏(32)が立候補を表明しています。
杉本氏は、「経済が落ち込み大変な時だからこそ、暮らし最優先の市政への転換」と訴え、〇国保料の1万円の引き下げ、減免制度の拡充〇こどもの医療費を中学校卒業まで無料、窓口負担の廃止〇1人暮らしの高齢者が安心できる政策の推進〇市として営業の実態調査〇中小企業振興条例の制定〇住宅改修助成制度の復活〇再生可能エネルギ―でまちづくり―などの基本政策を発表しました。また、市政が国の悪政から市民を守る防波堤になるべきだとし、消費税増税、TPP参加、大飯原発再稼働の反対を訴えました。
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【杉本玄太郎氏の略歴】 1954年長崎県生まれ。1972年立命館大学2部文学部に入学、学生自治会役員。民青同盟中丹地区委員会の専従として、福知山・綾部地方で青年運動。民青同盟京都府委員会、民青与謝地区委員会で活動。日本共産党中丹地区委員会職員をへて、衆議院近畿ブロック事務所、寺前巌国会議員秘書。1994年、2002年に福知山市長選挙に立候補。現在、日本共産党中丹地区委員長。