消費税増税法案を廃案に 南区で学習決起集会
消費税増税反対南区連絡会は25日、京都市南区の京都テルサで「消費税増税反対学習決起集会」を開き、約90人が参加しました。
消費税廃止京都各界連の池田靖事務局長が消費税問題についての学習会を行い、マスコミの世論調査などで増税反対の世論が広がってきている状況など、増税をめぐる情勢について報告。消費税増税は中小業者や庶民に負担が重くなる一方で、大企業には輸出戻し税やリストラ促進税制として優遇されている税制であることなどを解説し、「大企業・資本家への優遇税制である不公平な税制。多くの国民は増税に反対です。これを圧倒的な世論にして増税法案を廃案に追い込んでいきましょう」と訴えました。
日本共産党の井上健二京都市議が市議会での論戦や同党の「消費税大増税ストップ! 社会保障充実、財政危機打開の提言」の内容について報告。「議会では私たちが提案した増税反対の意見書が自民、民主などの反対で否決されました。国民の反対世論の中、国政でも両党が増税を狙っています。増税反対の世論を大きく広げましょう」と訴えました。
医療・保育・年金者など各分野からの発言があり、参加者が消費税増税反対の決意を固めあいました。