原爆写真展 上京区の中立・滋野学区の新婦人班(たちばな班)の原爆写真展が26日、中立学区・橋本町の長谷川宅のガレージで開かれ、好評でした。
 原発の再稼働の動きの中で、放射能と原爆の実相を知らせようと、被団協作成のパネル「原爆と人間」の展示を中心に計画したもの。会場には、会員さん作成のタペストリーなども並べられ、東北支援のバザーも行われました。
 町内の人や通りすがりの人もパネルを見入り、「原爆って悲惨やね」「未だに放射能の影響で苦しんでいる人がいるんですね」「こういった写真はかわいそうでじっと見られません」などの感想を述べました。また、原発の再稼働問題にも話題が及び、「何ら(原発事故処理が)出来ていないのに再稼働の話になるのでしょうね」などの疑問の声もあがりました。
 小学1年・4年生の子ども連れの母親も、会員の説明に耳を傾け、「核兵器全面禁止」署名、「原発ゼロ」署名に応じました。
 「核兵器全面禁止」「原発ゼロ」両署名とも集まり、東北支援バザーも3200円になりました。同班では、堀川商店街でも同様の写真展などを開催しようかと話し合っています。(森岡俊明)