谷善の遺志継いで共産党を大きく 没後38年墓前祭
日本共産党京都支部創設や衆院議員として活躍した谷口善太郎(以下、谷善)の没後38年(1974年6月8日没)にあたり、3日、谷口善太郎墓前祭が京都市東山区の大谷祖廟で行われました。
谷善は、戦前に労働組合運動を経て国領五一郎らと日本共産党京都支部創設に尽力し、プロレタリア小説執筆、戦後に衆院議員として活躍するなど、大きな足跡を残しました。谷善の業績の再評価などを目的に実行委員会が開かれ、墓前祭が復活しました。
日本共産党のこくた恵二衆院議員(衆院比例代表近畿ブロック・京都1区予定候補)、井上哲士参院議員、はら俊史・京都2区国政委員長(京都2区予定候補)、同党府委員会の細野大海書記長、元衆院議員の寺前いわお氏、元参院議員の西山とき子氏らが参加しました。
細野書記長は、追悼のあいさつで谷善の生前の活躍やエピソードなどを紹介し、「二大政党政治破たんのもと、いまこそ日本共産党を強く、大きくしたい」と語りました。こくた議員、井上議員がそれぞれ追悼のあいさつを述べ、谷善の意思を引き継ぎ、日本共産党の勝利・躍進を成し遂げる決意を述べました。80人以上が参加し、墓前に献花していきました。墓前祭の後には、しのぶ会が開かれました。