新システムを廃案に 保護者ら風船手にパレード
国会で審議中の「子ども子育て新システム」関連法案を廃案にしようと、「子ども子育て新システムに反対する京都の会」は3日、京都市内で風船を手にパレードしました。保護者や保育士ら200人が集まりました。
出発地の三条大橋下の鴨川河川敷で開かれた集会で、華頂短期大学の藤井伸生教授があいさつし、「来週にも法案が可決されるかもしれない。私たちの声で、風船のように法案を吹き飛ばそう」と訴えました。
参加者らは三条大橋から四条通を経由して烏丸御池まで行進。「規制緩和はやめてんか」「緩和じゃ保育はよくならない」「新システムは廃案だ」と太鼓などのリズムにあわせてアピールしました。
参加した保護者(39)は「今でも子どもが多くて保育士の数が少なく、施設にぎゅうぎゅう詰めになっている。この上、規制緩和されたらどうなるか。絶対廃案にしたい」と話しました。