京生連合会総会 全京都生活と健康を守る会連合会(中村東輝子委員長)は3日、京都市中京区の京都アスニーで第47回定期総会を開き、「誰もが人間らしく生きられる社会を」をスローガンに○生存権裁判勝利へ、署名・宣伝の強化○生活保護制度の改悪、消費税増税に反対○国民健康保険料の引き下げーなど8つを柱にした12年度方針を採択し、新役員を選出しました。
 中村委員長は、タレントの母親の生活保護受給問題についてふれ、タレントをバッシングした自民党の国会議員は、生活保護給付基準の切り下げを要求するなど制度攻撃の中心になってきた人物と指摘。「餓死や孤立死が相次いでいるもと、生活保護制度は一層重要になっている。攻撃を許さない取り組みを強めていこう」と呼びかけました。
 大会で選出された役員は次の通り(敬称略)。
 ○委員長=中村東輝子○副委員長=佐武志津子、佐々木宗昭○事務局長=大本義雄(すべて再任)。