「大飯原発再稼働すべき」発言に怒り 京都革新・山科の会講演会
野田首相が「国民の生活を守るため、大飯原発3・4号機を再稼働すべきだというべきだというのが私の判断だ」と表明(8日)する暴挙の中、「京都革新・山科の会」第12回総会が9日、ラクトコミュニティルームで行われました。
京都大学理学部で原子物理を専攻した元高校教師の市川章人氏が「正しく知ろう原発問題」と題して講演しました。市川氏は小野英喜さんと共著で『1から分かる原発問題』、安斎育郎先生監修の『フクシマから学ぶ原発・放射能』を出版された、京都の原発問題の第1人者。
市川氏は、「正しく知って、正しく怖がり、正しく対処しよう」と○福島第一原発はどんな事故を起こしたのか○「核分裂 すべての災いがここにある○安全を損ねてきた「安全神話」○核燃料サイクルの破綻、どうにもできない核のゴミ○放射能は消すことが出来ない○低線量でも大変危険な内部被爆○未来を生きるなど24項目を分かりやすくパワーポイントを使いながら講演しました。
講演に続く総会では、総会には京都革新懇の越智事務局長と日本共産党2区国政委員長のはら俊史さんがあいさつしました。(野原孝喜)