核被害国、核汚染加害国として原発を捨てよ! 宗教者平和4団体
京都の宗教者平和4団体(宮城泰年代表)は13日、首相の大飯原発再稼働の明言を受けて、首相と関西電力に対し、再稼働に断固として反対する抗議文を送付しました。
同団体は京都宗教平和協議会、世界の平和を求める京都宗教者連絡会、日蓮聖人門下・京都立正平和の会、京滋キリスト者平和の会。
抗議文では、首相が「大飯原発は再稼働すべきというのが私の判断」と明言したことに、福島原発の原因究明が未だ明白でなく、原発安全対策も「暫定的」に過ぎず、国民の多くが原発の無い日本を望んで日夜運動を続ける中での発言は許せないと厳しく非難。宗教者として各自の信仰に基づき、首相の発言に満身の憤りと深い嘆きを込めて、衷心から抗議するとしています。そして核被害国、核汚染加害国の責務として、原発を捨て、安全で持続可能な自然環境に配慮したエネルギー社会へ転換すべきだと訴えています。
同4団体は14日13時半から、関西電力京都支店前で大飯原発再稼働反対を訴えます。連絡先はTEL075・312・4432(18時以降、冨田)。