共産党北区後援会見学会 日本共産党北区後援会は、野田内閣が大飯原発3号機、4号機の再稼働を決めた翌日の17日、大飯原発見学・小浜温泉日帰りバス旅行に取り組み、84人が参加しました。
 大飯原発のPR館である、エル・パーク・おおい“おおいり館”を見学後、会場を移して、同党の猿橋巧おおい町議から、原発立地自治体の問題点について説明を聞きました。猿橋町議は、「大飯原発を建設する際、関西電力は、周辺に活断層はない、と明言していたのに、柏崎刈羽地震の後、活断層の存在を公表した。その3つの活断層が連動して動けば、63キロの活断層になり、これまで想定していた基準地震動の2倍になる」「原子炉建屋の中の作業は危険で、日給3万円から5万円にもなるので、暴力団が作業員をあっせんして、給与のピンハネをしている」「おおい町長が創業した会社は息子が受け継いでいるが、関電の原発関連工事を受注している」「原発立地対策費によって、豪華なハコモノがたくさん作られたが、その維持管理費がたいへんになってきている」など、リアルな状況を報告。参加者は、原発利益共同体の実態に怒りの声をあげていました。
 最後に、参加者全員の激励とともにたたかう決意の寄せ書きを、浜田良之府議、井坂博文・玉本なるみ京都市議から、猿橋町議に手渡しました。(H)