共産党宇治市政懇談会 日本共産党宇治市議団(水谷修団長)は5日夜、宇治生涯学習センターで「市政要求懇談会」を開催しました。
 水谷修議員団長があいさつに立ち、日本共産党と国民との共同が広がる政治情勢に触れ、宇治でも農業関係者などとの懇談で、消費税増税・原発再稼働反対で一致した様子を紹介しました。
 また「原発なくそう宇治の会」の幅広い市民の共同の取り組みも紹介し、共同の流れを大きくして新しい政治の流れをつくり出そうと、参加者に呼びかけました。
 6月議会の報告では、11年度収支で大黒字になった国保会計をめぐり国保料引き下げ条例の提案、通学路の安全対策、保育所の待機児童293人(12年3月1日現在)の深刻な実態、固定資産税などの評価額・課税ミス問題、消費税増税反対・大飯原発再稼働反対の意見書、旧日本軍「慰安婦」問題の意見書など市民のくらしやいのちを守るための党議員団の提案や論戦を紹介しました。
 要求懇談会では、参加者から災害がれき受け入れ問題、固定資産税問題への対応問題、介護保険料軽減要望、通学路安全対策の迅速な対応、高すぎる国保料問題、生活保護申請書の窓口設置要望、平和のための戦争展の市行事要望、給食食材の放射能測定、非正規教職員の増加問題、黄檗学園の教育実態、学童保育の土曜開設問題など、暮らしや安全、行政のあり方についての切実な要望が出されました。
 懇談のなかで出された、関電の計画停電問題にかかわって、かみじょう亮一衆院6区予定候補が、あいさつをかねて発言し、再稼働反対の声が青年層中心に大きく広がっていることを紹介しました。
 同議員団は、日常的に市民の要求をさらにしっかり受け止め、政策研究も深めて、子育て一番・くらしを守る市政へ全力で取り組むことを表明しました。(渡辺俊三)