大飯原発再稼働抗議デモ 消費税増税・社会保障改悪や大飯原発再稼働に抗議するデモ行進が25日、京都市内で行われ、400人が参加しました。「消費税増税反対! 税と社会保障の一体改革反対!京都府民運動実行委員会」と「原発ゼロを目指す京都ネットワーク準備会」らの主催。
 行進に先立ち中京区の京都市役所前で街頭演説会が開かれました。京都総評の岩橋祐治議長は、消費税増税、原発再稼働、TPPの推進、オスプレイの配備など、国民の願いを裏切る問題が数多く起っていることを指摘し、「野田政権の暴走は許せない。原発再稼働に反対し、東京・代々木公園に17万人が集まった。私たちも力を合わせて、政治を変えていこう」と訴えました。
 「声をあげて原発再稼働を撤回させたい」(新婦人や学生ら)、「オスプレイの配備を許してはならない」(安保破棄京都実行委員会)、「消費税増税ストップを」(京建労や中京民商ら)、「保育制度の改悪はゆるさない」(京都保育運動連絡会)など、多くの団体・個人が怒りの訴えを行いました。日本共産党の倉林明子参院京都選挙区候補は「原発、消費税、オスプレイ配備など、みなさん怒りでいっぱいです。圧倒的な国民の思いはここにあります。自民、民主、公明の談合政治を打ち破り、必ず政治を変えようではありませんか」と訴えました。
 参加者は「消費税増税反対」「断層の上の原発はすぐに止めろ」「原発をなくそう」「社会保障改悪反対」などの声をあげ、市役所前から四条河原町まで行進しました。