府南部大雨被害者の支援・復旧を 日本共産党府委・府議団が申し入れ
日本共産党京都府委員会(渡辺和俊委員長)、同党府議団(前窪義由紀団長、11人)は17日、山田知事に対し、府南部での大雨で大きな被害を受けた被災者の支援・復旧などを求める緊急の申し入れ(第1次)を行いました。
申し入れには、宇治市などで現地調査を行った同府議団とかみじょう亮一衆院京都6区予定候補、倉林明子参院京都選挙区予定候補らが参加。床上浸水や土砂の流入など大きな被害のあった住民からの「早く手立てを打ってほしい」という声を紹介しながら、緊急の支援策を求めました。
危険箇所の緊急点検・対策を行い、2次被害を防ぐこと、○府道二尾木幡線、大津南郷宇治線、宇治木屋線などの生活道路、水道、電気、電話などのライフラインの復旧○がけ崩れなどの緊急調査、抜本対策の実施○災害廃棄物・泥の除去など被災者の生活環境の回復○被災者(とりわけ高齢者、独居老人)への訪問活動、支援策を講じること○被災者生活再建支援法や災害救助法の対象拡大を国に強く求める○農林、商工業者の被害状況調査や支援策の実施○被災者が府営住宅に緊急入所できるよう開放○消毒など、衛生体制の強化―などを求めています。
山田清司危機管理官が対応し、府の災害復旧・支援の状況を説明。「避難場所の確保やインフラの復旧に力を注いでいる。市町やボランティアの方とも連携し、復旧・支援を急ぎたい」と述べました。
申し入れには、前窪義由紀、光永敦彦、浜田良之の各府議が参加しました。