宇治母親大会が2日、同市の生涯学習センターで開かれ、130人が参加しました。講師の渡辺信夫先生が原発に代わるエネルギーの可能性について講演しました。
渡辺氏は、ドイツと日本の政治の力を比較。原発廃止の方向を打ち出し、住民が発電の主体者になることで農村が活性化されているドイツに対し、日本では政治の貧困ぶりで遅れている事を指摘。京都でも小水力・太陽光・風力・バイオマスなど多くの自然エネルギーがあり、行政が地域でのエネルギーの特性をつかむことが大事だ、と強調しました。
大会終了後、参加者は原発ノーのスタンディングアピールを行い「原発反対」「放射能から子どもを守ろう」と訴えました。(酒井)