戦争の悲惨さを若い世代に語り継ごう 井手町母親大会
井手町母親大会(村田万里子実行委員長)が9日、同町で開かれ、140人が参加しました。この間の井手町での中学校卒業までの子どもの医療費の無料化実現や、空気中の放射線量測定の測定結果が公表されるなど、女性や子どもたちにかかわる施策の前進と課題を学ぶとともに、映画「一枚のハガキ」(新藤兼人監督)を上映して、戦争の悲惨さをこれからも若い世代に伝えていくことを確認しました。
福島県から京都市内へ自主避難している人からの実態報告もあり、参加者の1人は「原発事故以来、私にも何かできないか悩んできた。詳しい避難の実態を聞いて本当に原発はなくさなければと改めて思いました」と語り、原発を速やかになくすプログラムを政府に求める請願に署名していました。
「大飯原発の稼働中止を求める特別決議」を採択。野菜や日用品のバザーにも人気が集まりました。(谷田みさお)