子ども守りたい! 母親大会の原点 右京母親大会
第54回右京母親大会が9日、京都市中京区のラボール京都第1会議室で開かれ、65人が参加しました。
「みんなで知ろう 放射線による内部ひばく─私たちの老後も、子どもたちの未来も─」と題して尾崎望医師が講演。尾崎氏は▽福島原発事故と放射線▽事故の実態と放射線の人体への影響─などについて、データに基づき具体的に話しました。
福島からの避難者の西山祐子さんが、昨年の3月11日から今日までどんな思いで過ごしてきたか、体験を語りました。西山さんは「子どもを守りたい。福島の子どもたちも守りたい。そのためにできることを一生懸命頑張っています。福島の事を忘れないで下さい」と訴えました。司会者が福島の子どもたちに普通の生活ができるようカンパを訴え、西山さんに手渡しました。「子どもの命を守る、これは母親大会の原点」「安心して生きていける社会にすることが大事」などの感想が寄せられました。(勝浦典子)