内藤功弁護士講演 「いま沖縄・安保条約を考える 来るなオスプレイ! 基地はいらない!」――2012年平和のための伏見戦争展が22日、伏見区の龍谷大学深草学舎で開かれ、伏見をはじめ京都各地から約100人が参加しました。「平和のための伏見戦争展実行委員会」が主催し、龍谷大学教職員組合が協賛しました。
 日本共産党元参院議員で日本平和委員会代表理事の内藤功弁護士が講演、京都沖縄県人会会長の大湾宗則氏が沖縄の現状を報告しました。内藤氏は、米軍駐留を違憲とした伊達判決、深化・拡大する日米同盟の実態、オスプレイ配備の危険性などについて詳細に説明し、「憲法に基づき人権・主権擁護、安保廃棄をめざす運動を広げよう」と呼びかけました。9・9沖縄県民大会に参加した大湾氏は、「沖縄県民の闘いは、暮らし・命に根づいた引き下がれない闘い。沖縄と一緒に泣き、笑おう」と沖縄との連帯を訴えました。
 また、京都演劇人9条の会による朗読「きけわだつみの声」が行われました。会場には、県民大会を報道した沖縄の地方紙や全国紙、沖縄・安保問題のパネルなどが展示されましたが、なかでも元美術教師Kさんが段ボールを使って作製した実寸60分の1のオスプレイ機の精巧な模型が注目を浴びていました(S)